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原宿が一番いけてると思っていたあのころ【大学1年生】

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東京での生活に胸膨らませていた大学一年の四月。

引っ越しの荷解きが終わり、真っ先に出かけたのは原宿。

あの頃の私にとって、原宿とは憧れの象徴だった。

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ファッション誌の世界に「憧れの東京」を見ていた

実をいうと、田舎に住んでいたときにも原宿を訪れたことはある。

高校生になってからは年に一回ほど洋服を買いに行っていた。

ティーン向け雑誌には「原宿まるごとMAP」のような特大付録がつくことがあり、誌面に登場する洋服ブランドを扱う店の所在地を知ることができた。

それを握りしめ、若さに任せた日帰り弾丸旅行を決行していたのである。

当時の私にとって、東京といえば原宿と渋谷109のことであった。

東京での一人暮らしをかなえた暁には原宿で思い切り買い物をしたいと夢見て、受験勉強に精を出したものである。

身近になった原宿、かなえたたくさんの夢

同じく地方から上京してきた新しい友人を誘って、原宿ではたくさんの夢を実現した。

  • クレープを買ってゆっくり食べること
  • 竹下通りやラフォーレ原宿の店を全て覗くこと
  • じっくり悩んで服を選ぶこと

地方からの日帰りショッピングでは、悩む時間もゆっくり食事をする暇もなく、迷ったら購入、食事はファーストフードという具合だった。

買おうか悩んだ洋服を棚に戻しても次の週末にまた買いに行ける都会の子供のことが、心底羨ましかったものだ。

一人暮らしのアパートから原宿までは一時間もかからずたどり着ける。

気ままに過ごしていても、夜までにはたっぷり時間があった。

そのことが本当に嬉しかった。

私はあの頃から変わったのか、変わらないのか

大学には東京や神奈川、千葉、埼玉出身のクラスメイトが多くいた。

彼らが「原宿なんてしばらく行ってないよ」と言うのを聞いたときは驚いた。

ではどこで買い物しているのかと訊いてみると、地元駅周辺や丸井・ルミネだという。

当時ブームになっていた赤文字系雑誌、CanCamを開いて研究してみると、なるほど掲載されているブランドのほとんどが原宿にないものばかり。

大人カジュアルを好む友人を除き、都会出身のクラスメイトのほとんどは、とっくに原宿を卒業していたのである。

薄々分かってはいたものの、東京には原宿以外にも素敵な場所がたくさんあるのだということを実感したのは、このときだっだと思う。

東京での暮らしが長くなるにつれて、たくさんの街を知るようになった。

たった一駅歩くだけでくるくると変わる景色がとても面白いと思うのは、今も変わらない。

近年は銀座の落ち着いた雰囲気を気に入っていて、よく出かけていく。

「原宿がいけてると思っていたあの頃の私」が「銀座がいけてると思っている私」に成長しただけなのかもしれないが。

まぁそれでもいいか、と思っている。

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