納得のいく物件を見つけるのって、なかなか難しいですよね。
初めての一人暮らしなら、なおさらです。
私が初めての東京一人暮らしで住んだ町は小岩。
そしてたった4ヶ月で江戸川橋へ引っ越しました。
これは私の物件選びのテキトーさが産んだ失敗談です。
舞い上がって決めてしまった最初の物件

大学進学で上京することになった私は、念願の一人暮らしを始めることになりました。
うちの両親も一人暮らしをしたことがなく、親子ともども物件探しは初めての体験。
ただ新しい暮らしにワクワクする気持ちだけを持って、まずは物件探しのため母と上京しました。
希望条件は新しくて、家賃が安いところ、ただそれだけでした。
事前にインターネットでピックアップした物件を内見しようと、秋葉原の不動産屋へ。
新築で、家賃3.8万円!
私の希望条件を100パーセント満たしたその物件に即決しました。
物件探しをしたことがある人なら「本当にそれでいいの?」と突っ込みたくなるでしょう。
しかし、その部屋での生活をイメージして、舞い上がっている私を誰も止められなかったようです。
実際の暮らしはハプニングの連続だった

実際に住んでみると、住む場所にこだわらなかったことで起きた代償がボロボロ出てきました。
まずは通学の不便さ。
駅まで徒歩30分かかり、迷って2時間以上歩き回ったことも。
それですぐに心が折れてしまい、駅までバスを使って通い始め交通費がかさむように。
時間もお金もかかって、自分の無計画さにその時ようやく気づいたのでした…。
それよりも引っ越しを決定づけたのは、私の身に起きた怖い体験でした。
当時の部屋は一階にあったのですが、ある日の夜、部屋で過ごしていた時に、窓のすぐそばに人が立っている気配を感じたのです。
あの時は背筋が凍りました…。
さらにその後、自分の自転車のタイヤに画鋲が刺さっているのを見つけ、「すぐに引っ越さなければ!!」と決意するようになりました。
今となっては、笑い話です…。
安心を求めて、次の物件へ

いま考えると費用もかさむし、工夫のしようがあるから引っ越さなくてもいいのでは、と思います。
しかし一度こうと決めたらすぐに行動し、上京して4ヶ月もたたないうちに、都内で新しい部屋を決めて引っ越しました。
新しい部屋は、1階に大家さん家族が住んでいる物件。
家賃は高くなったものの、通学しやすく、大家さんがいることで安心感があり、かなり生活しやすくなりました。
当時の私へ伝えたいこと

こうと決めたら、あまり調べもせず、とにかく目的だけをみて突っ走っていた私。
そのキラキラした思いは応援してあげたいけど、もっと知恵深くやる方法もあるなと思います。
物件探しをできる限り失敗しないために、当時の自分に教えてあげられるとしたら、
「理想の暮らしをもっと明確にしよう。そして周りの人にも相談し、物件探しのコツを調べておくとか、妥協しないで充分にやった方がいいよ!」
と、伝えたいです。
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